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不良中年倶楽部

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超能力?

1980年12月 フリーター「A美」

N市のDISCO「S」での事、
当時俺は、このDISCOのダンスコンテストで2年連続で優勝していた。
そのお陰で顔は知られていたので、ある程度はモテた?!

ミラーボールの下でいつものように踊っていると
可愛いヤンキー娘2人組が・・・条件反射的に声を掛けた。
『俺と一緒にVIP席で飲まない?』
『エーっどうする』
すると彼女達の背中越しに
突き刺すような視線が・・・奴らも彼女達を狙っている!

奴ら2人の男達の刃物のように鋭い「メンチ」が・・・このままでは一触即発・・・。

でも彼女達は気が付いてはいない、そこで俺の必殺技!
『ねえ超能力信じる?』(殺し文句)
すると彼女達が顔を見合わせて、
『信じられな~い!!!』
『俺ね予知能力あるんだけど・・・』
『うそーっ?!信じられな~い!!!本当に???』
『俺の予知が当たったら今夜俺とデートしよう?』
『???本当ならねッ!!!』
『今からね5分か10分後にね、
 緑色のシャツと赤いシャツ着た男2人、
 髪型は2人ともリーゼントの奴が、
 血を流して階段の下で倒れてるのが見えるけど』
『マジでー?信じられない』
『本当さ、当たったら今夜デートだからね!』
と言うと、彼女達の肩を抱いてテーブルのほうに連れて行こうとした。

『オイコラッ!チョット待てや!にーちゃん』(本当に来たっ!来たっ!)
無視して、彼女達を自分のテーブルに連れて行くと尚も追いかけて来て、
『お前何処の者だ?』(俺を知らないのなら地元じゃない?!)
『横浜の「柴田恭兵」って言うんだけど、あんた誰?』(大嘘を付く)
『俺は○○○○だ(地元のやくざの息子の名前)』
それを言ったら大爆笑(笑)でしょ!
○○○○って高校の同級生だぞーっ!!お前明らかに別人じゃん!!!
すかさず自分のテーブルにいた、友人の「K」が
『お前らこそ何処の者だ?俺が本物の○○○○だ』(ハッタリだけなら日本一?)
と言ったら引っ込みが付かなくなったのか?俺に向かって、
『タイマンで勝負だ!!!』
と胸倉を掴んだ・・・(この時点で「死兆星」(北斗の拳・参照)が見えたはず!)
・・・すると今まで黙っていた友人の「S」が
『大将がやらなくても俺がやりますよ』(大嘘)
「S」・・・あんたが大将でしょ!!
2人を連れ出し、ラオウ(北斗の拳・参照)のように
いつものように、一撃で2人を瞬殺!
階段の下で鼻から血を出して倒れてました。
すかさず、彼女達に
『ネッ!!!当たったでしょ!!!俺の予知能力???』

当時のDISCOは、こんな事は日常茶飯事だったけど、
それを利用してナンパするのって・・・エライ?
俺は、彼女たちの小柄な方の「A美」をHOTELへGET!
大きい方の「Y美」は、SとKと一緒に消えたけど・・・。
無事を祈ります・・・合掌

彼女達は、朝まで楽しく?過ごしましたとさ・・・めでたし!めでたし?!



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